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地震後の住宅点検はどこまで見る?屋根・外壁・基礎のチェックリスト

大きな地震のあと、「家は見た感じ大丈夫だから問題ない」と思っていませんか?

地震による住宅の被害は、瓦の落下や外壁の剥落など、すぐ分かるものだけではありません。

屋根材のわずかなズレ、シーリングの切れ、外壁のひび割れなど、地震直後には気付きにくい変化が発生している場合もあります。

今回は、地震後に確認しておきたい「屋根・外壁・基礎・ベランダ・室内」のチェックポイントをまとめてご紹介します。

①屋根|瓦・棟・スレートを確認

まず確認したいのが屋根です。ただし、地震後の屋根へご自身で上るのは大変危険です。必ず地上など安全な場所から確認しましょう。

瓦屋根のチェックポイント

  • 瓦がズレたり浮いたりしていないか
  • 割れた瓦が落ちていないか
  • 棟瓦が蛇行・傾いていないか
  • 漆喰や南蛮の破片が落ちていないか

スレート屋根のチェックポイント

  • 屋根材に割れや欠けがないか
  • スレートがズレていないか
  • 棟板金に浮きや変形がないか

屋根材に小さなズレや割れがあっても、地震直後には雨漏りしないことがあります。

その後の大雨や台風で雨水が入り、時間が経ってから症状が現れるケースもあるため注意しましょう。

②外壁|ひび割れ・ズレ・浮きを確認

次に外壁を建物の四方向から確認します。

  • 地震前にはなかったひび割れ
  • モルタル外壁の浮き・剥落
  • サイディングのズレ・浮き・反り
  • 外壁材の欠け
  • 窓の四隅から伸びるひび割れ

特にモルタル外壁の場合は、表面にひび割れがあるだけでなく、その周囲が浮いている場合があります。

浮いた部分を自分で叩いたり剥がしたりすると落下する危険があるため、無理に触らないようにしましょう。

③シーリング|切れ・剥離・隙間を確認

サイディング住宅では、外壁目地や窓まわりのシーリングも重要な確認ポイントです。

  • シーリングが途中で切れていないか
  • 外壁との間に隙間がないか
  • 大きなひび割れがないか
  • 地震前より目地が広がっていないか

地震によって外壁材が動くと、シーリングが引っ張られて破断する場合があります。

シーリングだけでなく、周辺のサイディングにズレや浮きがないかも一緒に確認することが大切です。

④基礎|新しいひび割れがないか確認

建物の基礎部分も一周確認してみましょう。

  • 地震前にはなかったひび割れ
  • 大きく開いた亀裂
  • 斜め方向に伸びるひび割れ
  • 基礎表面の欠け・剥がれ
  • 複数箇所に発生したひび割れ

基礎のひび割れには表面的なものもありますが、見た目だけで構造への影響を判断するのは難しい場合があります。

大きな亀裂や地震後に新しく発生した症状がある場合は、専門家に確認してもらいましょう。

⑤ベランダ・バルコニーも確認

地震後はベランダやバルコニーの防水部分にも変化がないか確認します。

  • 床に新しいひび割れがないか
  • 壁との取り合い部分に亀裂がないか
  • 防水層が浮いたり剥がれたりしていないか
  • 排水口周辺に割れがないか
  • ベランダ下の軒天に雨染みがないか

地震直後は問題がなくても、その後の雨で症状が現れることがあります。

⑥室内|雨染みや建具の変化を確認

外側だけでなく、室内にも地震による変化が現れる場合があります。

  • 天井や壁に新しい雨染みがある
  • 窓まわりが濡れている
  • クロスに新しいひび割れや浮きがある
  • 窓やドアが開閉しにくくなった
  • 雨の日にカビ臭さを感じる

特に「大雨のときだけ窓まわりが濡れる」といった症状は、窓そのものではなく外壁やシーリングから雨水が入っている可能性もあります。

地震後の住宅チェックリスト

ご自宅を確認するときは、次の項目をチェックしてみてください。

  • □ 瓦・屋根材にズレや割れがない
  • □ 棟瓦・棟板金に異常がない
  • □ 外壁に新しいひび割れがない
  • □ サイディングにズレ・浮きがない
  • □ シーリングに切れ・剥離がない
  • □ 窓まわりにひび割れや隙間がない
  • □ 基礎に新しい亀裂がない
  • □ ベランダ防水に割れ・浮きがない
  • □ 軒天に新しい雨染みがない
  • □ 室内の天井・壁に雨染みがない

異常を見つけたら写真を残しましょう

地震後にひび割れやズレなどを発見したら、すぐに補修してしまう前に写真を残しておくことをおすすめします。

建物全体が分かる写真、被害箇所の位置が分かる写真、ひび割れなどを近くから撮影した写真を残しておくと、後から状態を比較するときにも役立ちます。

地震前の写真があれば、現在の状態と比較しておきましょう。

「見た目は大丈夫」でも油断しないことが大切

地震後の住宅点検は、修理箇所を探すためだけに行うものではありません。

「今の家がどのような状態なのか」を把握しておくことが大切です。

小さなズレやひび割れでも、その後の余震や大雨、台風によって症状が進行する場合があります。

ただし、確認のために屋根へ上ったり、高い場所へ脚立をかけたりするのは避けてください。

よくある質問(FAQ)

Q 地震後に雨漏りしていなければ点検しなくても大丈夫ですか?
A 雨漏りしていなくても、屋根材のズレや外壁のひび割れなどが発生している場合があります。その後の大雨で症状が現れることもあるため、安全な範囲で確認しておきましょう。
Q 自分で屋根に上って確認してもいいですか?
A おすすめできません。地震によって瓦や屋根材の固定が弱くなっている可能性があります。地上から見えない部分は専門業者へ点検を依頼しましょう。
Q 小さなひび割れでも修理が必要ですか?
A すべてのひび割れがすぐに大きな修理を必要とするわけではありません。発生場所や幅、深さ、地震前からあったものかなどを確認して判断することが大切です。

まとめ|地震後は屋根だけでなく家全体を確認しましょう

地震後の住宅点検では、屋根だけを見るのではなく、外壁・シーリング・基礎・ベランダ・窓まわり・室内まで確認することが大切です。

スターペイント熊本南ショールームでは、熊本市南区・中央区・東区・西区・北区をはじめ、宇土市・宇城市・合志市・菊陽町などで、地震後の屋根・外壁のご相談を承っています。

「見た目は大丈夫だけど一度確認してほしい」
「瓦が少しズレている気がする」
「外壁に地震後からひび割れがある」
「大雨が降る前に屋根・外壁を確認したい」

という方もお気軽にご相談ください。

地震後の点検で大切なのは、必要以上に不安になることではなく、現在の住宅の状態を正しく把握することです。

こちらからお気軽にお問い合わせください

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