ブログ&コラム

地震後に窓まわりから雨漏りする原因|外壁との関係を解説

地震後の大雨で、

「窓枠の上から水が垂れてきた」
「サッシの横の壁紙が濡れている」
「地震前にはなかった雨染みが窓まわりに出てきた」

このような症状はありませんか?

窓まわりから雨水が出てくると、「窓やサッシが壊れたのでは?」と思われがちですが、実際の雨水の侵入口は窓より上の外壁やシーリング部分にあることもあります。

地震によって外壁にひび割れが発生したり、サイディングがわずかに動いたりすると、これまで問題がなかった窓まわりから雨漏りが始まる場合があります。

今回は、地震後に窓まわりから雨漏りする主な原因と、外壁との関係、確認しておきたいポイントについて解説します。

なぜ地震後に窓まわりから雨漏りするの?

建物は地震によって大きく揺れると、外壁や窓などの開口部周辺にも力が加わります。

特に窓は外壁に設けられた大きな開口部のため、その周辺にひび割れや隙間などの変化が現れることがあります。

地震直後には雨漏りしていなくても、その後の大雨や強風によって雨水が入り込み、初めて症状に気付くケースもあります。

原因① 窓まわりのシーリングの切れ・剥離

まず確認したいのが、窓・サッシと外壁の取り合い部分です。

住宅によって施工方法は異なりますが、窓まわりには雨水の侵入を防ぐためにシーリングが使用されている箇所があります。

地震の揺れによって外壁とサッシの間に動きが生じると、経年劣化していたシーリングが切れたり、外壁から剥離したりすることがあります。

そこから雨水が入り込み、窓枠周辺や室内側へ症状が現れる可能性があります。

原因② 窓の角から伸びる外壁のひび割れ

モルタル外壁などで特に確認したいのが、窓の四隅から斜め方向へ伸びるひび割れです。

地震の揺れによって開口部周辺へ力が集中し、地震前にはなかった亀裂が発生する場合があります。

ひび割れから雨水が侵入すると、外壁内部を伝って窓まわりに水が現れることがあります。

そのため、窓枠だけを見るのではなく、窓の上・横・四隅を含めた外壁全体を確認することが大切です。

原因③ サイディングのズレや目地の破断

サイディング外壁の場合は、地震によって外壁材がわずかにズレたり、目地のシーリングに切れや剥離が発生したりすることがあります。

窓より高い位置にできた隙間から雨水が入り、外壁内部を通って窓まわりへ現れることも考えられます。

「水が出ている場所=水が入った場所」とは限らないのが、雨漏り調査の難しいところです。

原因④ 窓上部の外壁や取り合い部分

窓のすぐ上に外壁のひび割れやシーリングの劣化などがある場合も注意が必要です。

強風を伴う雨では、通常の雨とは違う方向から外壁へ雨水が当たります。

そのため普段の雨では問題がなくても、台風や横殴りの雨のときだけ窓まわりから雨漏りすることがあります。

原因⑤ 窓そのものが原因の場合もある

もちろん、すべてが外壁からの雨漏りとは限りません。

サッシの部材や接合部、排水部分など、窓そのものに原因がある場合もあります。

また、雨漏りではなく室内外の温度差による結露というケースもあります。

そのため、症状だけを見て原因を決めつけず、雨が降ったときの状況を含めて確認する必要があります。

地震直後に雨漏りしなくても安心とは限りません

地震によって小さなひび割れや隙間が発生しても、弱い雨では室内まで水が到達しないことがあります。

その後、強い雨や台風による横殴りの雨を受けることで、初めて雨漏りとして症状が現れる場合があります。

そのため、

地震発生

外壁・シーリングに小さな損傷

通常の雨では症状なし

大雨・強風・台風

雨水が外壁内部へ侵入

窓まわりに雨染み・水滴が発生

という流れになることも考えられます。

窓まわりから雨漏りしたときの確認ポイント

地震後に窓まわりが濡れた場合は、次のような箇所を確認してみましょう。

  • 窓の四隅に新しいひび割れがないか
  • 窓まわりのシーリングが切れていないか
  • シーリングが外壁から剥がれていないか
  • 窓より上の外壁にひび割れがないか
  • サイディングにズレや浮きがないか
  • 外壁目地のシーリングが破断していないか
  • 室内側のクロスにシミや浮きがないか
  • 窓枠周辺にカビや変色がないか

ただし、高い場所を確認するために脚立へ上ったり、無理に外壁へ近づいたりする必要はありません。安全に確認できる範囲にとどめましょう。

雨漏りしたときは写真を残しておきましょう

窓まわりの雨漏りは、雨が止むと乾いて症状が分かりにくくなることがあります。

雨漏りを発見したら、

  • 水が出ている場所
  • 濡れている範囲
  • クロスや窓枠のシミ
  • 外壁のひび割れ
  • シーリングの切れ

などを写真や動画で残しておきましょう。

さらに「雨が強かった」「南側から風が吹いていた」「台風のときだけ漏れた」など、雨量や風向き、症状が出た時間も記録しておくと、原因調査の手掛かりになります。

とりあえずシーリングで塞ぐのは注意

雨漏りすると、ホームセンターなどで購入したシーリング材を使って、窓まわりの隙間をすべて塞ぎたくなるかもしれません。

しかし、原因を確認せずに塞いでしまうのは注意が必要です。

実際の侵入口が窓より上の外壁にある場合、窓まわりだけを塞いでも雨漏りが止まらないことがあります。

また、本来水を排出するために必要な箇所まで塞いでしまうと、別の不具合につながる可能性もあります。

雨漏りは「水が出てきた場所」ではなく、「どこから入ったのか」を調べてから補修することが重要です。

どんな補修方法になる?

補修方法は原因によって異なります。

例えば、シーリングが原因であれば状態に応じたシーリング補修、モルタル外壁のひび割れであればひび割れ補修、サイディングのズレや破損があれば外壁材を含めた補修を検討します。

雨水の侵入経路によっては、外壁表面だけではなく、窓まわりの防水処理や下地まで確認が必要になるケースもあります。

大切なのは、最初から「窓交換」「外壁塗装」と決めるのではなく、原因を特定したうえで必要な範囲を補修することです。

よくある質問(FAQ)

Q 窓から水が入ってきたら、窓が壊れているということですか?
A 必ずしも窓そのものが原因とは限りません。窓より上の外壁のひび割れやシーリングなどから雨水が入り、外壁内部を伝って窓まわりに現れる場合もあります。
Q 地震から時間が経ってから雨漏りすることはありますか?
A 地震によって小さな隙間やひび割れが生じ、その後の大雨や強風を伴う雨で症状が現れる場合があります。地震直後に雨漏りしなかっただけで被害がないとは判断できません。
Q 自分でシーリングを打っても大丈夫ですか?
A 原因が分からない状態でむやみに塞ぐことはおすすめできません。雨水の侵入口が別の場所にある場合や、排水に必要な部分を塞いでしまう可能性もあるため、まず原因を確認しましょう。

まとめ|窓まわりの雨漏りは外壁まで確認しましょう

地震後に窓まわりから雨漏りが発生した場合、窓やサッシだけを確認して終わりにしないことが大切です。

窓まわりのシーリング、窓の四隅、外壁のひび割れ、サイディングのズレ、外壁目地など、周辺まで含めて確認する必要があります。

特に「地震直後は大丈夫だったのに、大雨や台風のときから漏れるようになった」という場合は、地震後に発生した変化がないか確認してみましょう。

熊本で地震後の雨漏りが気になる方へ

スターペイント熊本南ショールームでは、熊本市南区・中央区・東区・西区・北区をはじめ、宇土市・宇城市・合志市・菊陽町などで、地震後の屋根・外壁・雨漏りのご相談を承っています。

「地震後から窓まわりが濡れるようになった」
「台風のときだけ窓から雨漏りする」
「窓の角に新しいひび割れができた」
「外壁と窓、どちらが原因なのか分からない」

という方もお気軽にご相談ください。

雨漏りは見えている場所だけを補修するのではなく、雨水の侵入口を確認してから適切に直すことが大切です。

こちらからお気軽にお問い合わせください

無料相談はこちら