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罹災証明と外壁・屋根修理、申請の流れをわかりやすく解説【令和8年熊本地震】

令和8年(2026年)7月28日に発生した熊本地震により、屋根瓦のズレや外壁のひび割れなど、住宅への被害が確認されています。

地震後に住宅の被害を見つけたとき、知っておきたいのが「り災証明書(罹災証明書)」です。

「屋根を先に修理しても大丈夫?」

「罹災証明を取ってから修理した方がいい?」

「瓦が落ちて雨漏りしそうだけど、申請が終わるまで待つの?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

特に注意したいのが、被害状況を記録しないまま修理してしまうことです。

熊本市も、片付けや修理を行う前に家屋の被害状況を写真で撮影・保存するよう案内しています。

今回は、令和8年熊本地震で住宅被害を受けた方に向けて、罹災証明の申請から外壁・屋根修理までの基本的な流れをわかりやすく解説します。


そもそも「り災証明書」とは?

り災証明書とは、地震などの災害によって住んでいる住宅に被害が発生した場合に、申請を受けた市町村が被害認定調査を行い、その結果に応じた被害の程度を証明する書類です。

熊本市では、住家の被害程度を次のように区分しています。

  • 全壊
  • 大規模半壊
  • 中規模半壊
  • 半壊
  • 準半壊
  • 準半壊に至らない(一部損壊)

調査の結果によっては「被害なし」と判定される場合もあります。

り災証明書は、被災者向けの各種支援制度を利用する際に必要となる場合がある大切な書類です。熊本市が公表している令和8年熊本地震の被災者支援制度でも、住家のり災証明書の発行が案内されています。


外壁や屋根が壊れたら、最初に修理していい?

ここは非常に重要なポイントです。

安全確保のために緊急の応急処置が必要な場合を除き、まず被害状況を写真で残しておくことをおすすめします。

屋根瓦を元に戻したり、外壁のひび割れをシーリングで埋めたりしてしまうと、地震直後にどの程度の被害があったのか分かりにくくなってしまいます。

熊本市も「片付けや修理の前に家屋の被害状況を写真に撮って保存」するよう案内しています。

修理前に撮っておきたい写真

  • 建物全体が分かる外観写真
  • 屋根瓦・棟瓦のズレや破損
  • 地面へ落下した瓦
  • 外壁のひび割れ
  • 基礎のひび割れ
  • 雨樋の破損
  • 軒天の破損
  • ベランダ・バルコニーの被害
  • 室内の壁・天井のひび割れ
  • 雨漏りや天井のシミ

「建物全体が分かる写真」と「被害部分をアップにした写真」の両方を残しておくと、後から被害状況を説明しやすくなります。


罹災証明から屋根・外壁修理までの基本的な流れ

住宅に被害が見つかった場合は、おおまかに次のような順番で進めると分かりやすいでしょう。

STEP1|まず安全を確保する

余震が続いている場合は、住宅の安全確認を最優先してください。

特に瓦が落下している住宅では、さらに瓦や棟瓦が落ちてくる可能性があります。

ご自身で屋根へ上って確認するのは大変危険です。

屋根の状態は地上から確認し、必要に応じて専門業者へ点検を依頼しましょう。


STEP2|修理・片付け前に写真を撮る

次に、可能な範囲で被害状況を写真に残します。

屋根については無理に近づいたり屋根へ上ったりせず、地上からスマートフォンのズーム機能などを使って撮影してください。

熊本市では、被害認定調査を行う場合、住宅の外観写真は必須ではないものの、建物の所在地確認をスムーズにするため可能な限り提出するよう案内しています。


STEP3|熊本市へり災証明書を申請する

令和8年熊本地震について、熊本市では窓口またはマイナポータルから申請できます。電子申請はすでに受付が始まっており、窓口申請は2026年7月30日から受け付けています。

熊本市の窓口は各区役所福祉課や各総合出張所で、お住まいの区以外でも申請できます。受付時間は原則として平日午前9時〜午後4時です。

最新情報や必要書類については、申請前に熊本市公式サイトをご確認ください。

[熊本市「住家のり災証明書」の案内](https://www.city.kumamoto.jp/bousai/kiji0032451/?utm_source=chatgpt.com)


STEP4|被害認定調査を受ける

申請後、必要に応じて熊本市による住家の被害認定調査が行われます。

市が被害状況を確認し、その結果に応じて被害の程度が判定されます。

そのため、調査を希望する場合は、調査前に補修が必要になったとしても「修理前の状態が分かる写真」をできるだけ残しておくことが重要です。


STEP5|軽微な被害なら「自己判定方式」という選択肢も

熊本市では、被害が軽微で現地調査を希望せず、「準半壊に至らない(一部損壊)」のり災証明書を希望する場合、写真などによる自己判定方式を利用できる場合があります。

窓口申請の場合は、被害状況を写した写真などを確認したうえで、一部損壊のり災証明書を即日交付できる場合があります。ただし、書類や聞き取り内容によっては当日発行できない場合もあります。

注意したいのは、自己判定方式を選択すると「準半壊に至らない(一部損壊)」として発行される点です。

被害が大きい可能性がある場合や判断に迷う場合は、自己判断せず熊本市へ確認しましょう。


STEP6|り災証明書を受け取る

現地調査を行う場合は、調査終了後、後日り災証明書が交付されます。

家屋調査を実施した場合、受け取りには本人確認書類や「調査完了のお知らせ」などが必要です。


STEP7|利用できる支援制度を確認する

り災証明書が発行されたら、ご自身が利用できる支援制度がないか確認しましょう。

令和8年熊本地震について、熊本市ではり災証明書の発行だけでなく、災害見舞金や住宅関係など複数の被災者支援制度を案内しています。制度によって対象となる被害区分や条件、必要書類が異なります。

「一部損壊だから何もないだろう」と自己判断せず、最新の支援内容を確認しておくことをおすすめします。


STEP8|屋根・外壁の修理見積りを取る

住宅の状態を専門業者に確認してもらい、必要な修理内容と見積りを確認します。

地震後は、例えば次のような修理が必要になることがあります。

  • 棟瓦の積み直し
  • 強化棟への改修
  • 割れた瓦の交換
  • 屋根の部分補修
  • 外壁ひび割れ補修
  • シーリング補修
  • 雨樋の補修・交換
  • 雨漏り補修

見積りを依頼するときは、「地震による被害箇所」と「以前から劣化していた箇所」をできるだけ分けて説明してもらうと分かりやすくなります。


「住宅の応急修理制度」を利用する場合は、先に確認を

令和8年熊本地震では、熊本市から被災者向けの支援制度が案内されています。

住宅の応急修理制度など、制度によってはり災証明書・修理前の被害写真・修理見積書などが必要になります。熊本市の支援制度資料でも、応急修理の申込みに修理前の写真や修理見積書などが必要と案内されています。

そのため、支援制度を利用する可能性がある場合は、先に工事契約や本格的な修理を進めるのではなく、熊本市へ制度の対象や手続きの順番を確認することが大切です。

制度は条件や期限が変更される可能性がありますので、必ず最新の熊本市公式情報をご確認ください。


雨漏りしそうな場合は申請が終わるまで待つの?

「罹災証明のために、壊れた屋根をそのままにしないといけないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

雨漏りや瓦の落下など、二次被害の危険がある場合は安全確保が優先です。

ただし、応急処置をする前に可能な範囲で写真を残し、施工業者にも施工前・施工中・施工後の写真を残してもらうことをおすすめします。

例えば屋根であれば、ブルーシート養生をする前の状態、破損した瓦や棟瓦、応急処置後の状態などを記録しておくと、後から状況を説明しやすくなります。


地震保険とり災証明書は別の手続きです

ここも間違えやすいポイントです。

り災証明書の申請と、地震保険の保険金請求は別の手続きです。

保険の補償対象や必要書類、損害認定方法などは契約内容によって異なるため、ご加入の保険会社または代理店へ確認してください。

「り災証明書があれば必ず保険金が支払われる」「一部損壊なら必ず○○円受け取れる」といった判断はできません。


地震後の修理業者選びにも注意しましょう

大きな地震の後は、屋根修理や住宅修理の訪問営業が増えることがあります。

「今すぐ直さないと雨漏りする」

「保険を使えば無料で修理できる」

「今日契約すれば安くできる」

このように契約を急がされた場合は、その場ですぐ契約せず、一度ご家族や別の専門業者へ相談することをおすすめします。

修理会社を選ぶ際は、被害状況を写真で残してくれるか、見積書に修理箇所や工事内容が明記されているかも確認しましょう。


罹災証明・屋根外壁修理の流れをまとめると

① 安全確保

② 修理前の被害写真を撮影

③ 熊本市へり災証明書を申請

④ 必要に応じて被害認定調査

⑤ り災証明書を受け取る

⑥ 利用できる支援制度を確認

⑦ 専門業者による屋根・外壁診断と見積り

⑧ 必要な手続きを確認して修理へ

ただし、瓦の落下や雨漏りなど緊急性が高い場合は、安全確保や応急処置を優先します。その場合も、できる限り「修理する前の写真を残す」ことを覚えておきましょう。


よくある質問(FAQ)

Q. 屋根を修理した後でもり災証明書は申請できますか?

修理前の被害状況を確認できる写真や修繕見積書・領収書などが重要になる場合があります。熊本市も修理前の写真を保存するよう案内しています。すでに修理している場合は、手元の写真や工事資料を準備したうえで熊本市へ相談してください。

Q. 瓦が少しズレただけでも申請できますか?

住家に地震による被害が発生している場合は申請の対象となり得ます。最終的な被害区分は市の確認・調査によって判断されます。軽微な被害で「一部損壊」の証明を希望する場合には、写真等による手続きが利用できる場合があります。

Q. カーポートが壊れた場合もり災証明書の対象ですか?

熊本市の住家のり災証明書では、カーポート・倉庫・門扉などは対象外とされています。住家以外の被害については「被災届出証明書」が用意されています。

Q. 雨漏りしそうなので、すぐブルーシートをかけても大丈夫ですか?

二次被害を防ぐための応急処置が必要な場合は、安全を優先してください。ただし、ご自身で屋根へ上るのは大変危険です。可能であれば応急処置前の被害写真を残し、専門業者へ依頼しましょう。


熊本市で地震による屋根・外壁被害でお困りの方へ

スターペイント熊本南ショールームでは、熊本市南区・熊本市中央区・熊本市東区・熊本市西区・熊本市北区を中心に、地震後の屋根・外壁の点検を行っております。

棟瓦のズレ・瓦の割れ・外壁のひび割れ・シーリングの破断などを確認し、写真付きの診断報告書で現在の状態をわかりやすくご説明します。

また、修理が必要な場合には、被害箇所や施工内容が分かるようにお見積りをご案内いたします。

「罹災証明を申請する前に屋根を見てほしい」「修理前の写真を残しておきたい」「どこまで修理が必要なのか分からない」という方も、お気軽にスターペイント熊本南ショールームまでご相談ください。

地震後は、まず安全確保。そして修理する前に写真を残す。

この2つを意識しながら、慌てず順番に手続きを進めていきましょう。

こちらからお気軽にお問い合わせください

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