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地震後「見た目は大丈夫」でも点検した方がいい家の特徴7選

地震からしばらく経ち、

「瓦も落ちていない」

「外壁にも大きなひび割れはない」

「雨漏りもしていないから、うちは大丈夫だろう」

と思っていませんか?

地震による住宅被害というと、瓦の落下や外壁の大きな亀裂、建物の傾きなど、目に見える大きな被害を想像する方が多いと思います。

しかし実際には、地上から見ただけでは分かりにくい屋根のズレや、細かな外壁のひび割れ、シーリングの破断などが発生している場合があります。

さらに、地震直後には問題がなくても、その後の余震・大雨・台風などをきっかけに症状が表面化することも考えられます。

そこで今回は、地震後に「見た目は大丈夫」と感じていても、一度点検しておきたい住宅の特徴を7つご紹介します。

熊本市南区・熊本市中央区・熊本市東区・熊本市西区・熊本市北区、宇土市・宇城市・合志市・菊陽町にお住まいの方は、ご自宅に当てはまるものがないか確認してみてください。


そもそも「見た目が大丈夫」だけでは判断しにくい理由

地震による住宅への影響は、すべてが外から見えるわけではありません。

例えば屋根の場合、地震によって瓦が落下していなくても、

  • ・瓦がわずかにズレている
  • ・棟瓦の固定が弱くなっている
  • ・屋根材に細かな割れが入っている
  • ・漆喰や南蛮が内部で崩れている

といった可能性があります。

外壁についても同様で、遠くから見ると異常がなくても、近くで確認すると窓まわりに細かなひび割れが入っていたり、サイディングの目地がズレたりしている場合があります。

「大きく壊れていない」ことと「まったく影響を受けていない」ことは同じではありません。

特に次の7つに当てはまる住宅は、地震後に一度状態を確認しておくことをおすすめします。


特徴①|築10年以上経っている家

まず確認しておきたいのが、築年数がある程度経過している住宅です。

築10年、15年、20年と経過すると、地震とは関係なく屋根や外壁のさまざまな部分が少しずつ劣化してきます。

例えば、

    • ・外壁塗膜の劣化
    • ・シーリングの硬化・ひび割れ
    • ・モルタル外壁の細かなひび割れ
    • ・屋根材の劣化
    • ・棟部分の劣化
    • ・防水部分の経年劣化

    などです。

    このような状態の住宅へ地震の大きな力が加わると、以前から弱っていた部分に影響が集中することがあります。

    特に、築10年以上経過していてこれまで屋根や外壁の詳しい点検をほとんど受けたことがない住宅は、一度状態を確認しておくと安心です。


    特徴②|地震前から外壁にひび割れがあった家

    地震前から外壁にひび割れがあった住宅も注意したいケースです。

    特にモルタル外壁では、経年劣化や建物の動きによって細かなひび割れが発生することがあります。

    もともと小さかったひび割れでも、地震によって建物が大きく揺れることで、

    • ・ひび割れの幅が広がる
    • ・ひび割れが長くなる
    • ・別方向へ亀裂が伸びる
    • ・モルタルが浮く
    • ・一部が剥落する

    といった変化が起きることがあります。

    サイディング外壁でも、地震前から目地やシーリングが劣化していた場合、揺れによって破断や剥離が進むことがあります。

    「前からあったひびだから地震とは関係ない」と決めつけず、地震前より変化していないかを確認することが大切です。

    地震前に撮影した住宅の写真が残っていれば、現在の状態と比較してみるのもおすすめです。


    特徴③|瓦屋根・棟瓦がある家

    瓦屋根の場合、地震後に瓦が落ちていなかったとしても安心とは限りません。

    地震の揺れによって、

    • ・瓦がわずかにズレる
    • ・瓦が浮く
    • ・瓦に割れが入る
    • ・棟瓦がズレる
    • ・棟全体が蛇行する
    • ・漆喰・南蛮が崩れる
    • ・固定部分が弱くなる

    といった症状が発生する場合があります。

    特に屋根の頂上にある棟部分は、地上から細かな状態を確認することが難しい場所です。

    地震直後には瓦が落下していなくても、固定力が低下した状態で大雨や台風の強風を受けると、ズレや落下につながる可能性があります。

    瓦屋根で、地震後に一度も屋根を確認していない場合は、台風シーズン前などに点検を検討してみましょう。


    特徴④|過去に雨漏りしたことがある家

    過去に一度でも雨漏りしたことがある住宅も、地震後に確認しておきたい住宅のひとつです。

    以前補修した場所が地震によって再び動いたり、別の場所に影響が出たりすることがあります。

    例えば、

    • ・以前補修した屋根
    • ・天窓まわり
    • ・外壁のひび割れ補修部分
    • ・窓・サッシまわり
    • ・ベランダ防水
    • ・シーリング補修部分

    などです。

    また、雨漏りは地震直後に発生するとは限りません。

    地震によって小さな隙間やズレが発生し、その後の雨や強風によって少しずつ雨水が入り込み、数週間〜数か月後に天井や壁のシミとして現れることもあります。

    過去に雨漏り歴がある住宅では、以前の補修箇所を含めて確認しておくことをおすすめします。


    特徴⑤|窓やドアに少しでも変化がある家

    屋根や外壁に目立った被害がなくても、地震後に窓やドアの開閉に変化が出ている場合は注意が必要です。

    例えば、

    • ・窓が以前より開けにくい
    • ・窓を閉めても少し隙間がある
    • ・玄関ドアが引っ掛かる
    • ・ドアが勝手に開く・閉まる
    • ・サッシまわりにひび割れがある
    • ・窓の四隅から斜めに亀裂が伸びている

    といった症状です。

    窓やドアは、建物の変化に気付くきっかけになることがあります。

    また、サッシまわりに隙間やひび割れができると、強風を伴う雨の際に雨水の侵入経路になる可能性もあります。

    「少し開けにくくなっただけ」と思わず、地震前との違いがある場合は確認しておきましょう。


    特徴⑥|外壁塗装・屋根修理から年数が経っている家

    過去に外壁塗装や屋根修理をしている住宅でも、施工から長い年数が経っている場合は点検しておきたいところです。

    塗装をしたからといって、建物が永久に劣化しないわけではありません。

    年数が経過すると、

    • ・塗膜の防水性能低下
    • ・シーリングの劣化
    • ・屋根材の経年劣化
    • ・補修箇所の再劣化
    • ・防水層の劣化

    などが進んでいる場合があります。

    そこへ地震の揺れが加わることで、それまで表面化していなかった弱い部分に症状が出ることがあります。

    「以前リフォームしたから大丈夫」ではなく、最後にメンテナンスしてから何年経っているかを確認してみましょう。


    特徴⑦|地震後、一度も専門的な点検を受けていない家

    最後は非常にシンプルですが、地震後に一度も屋根・外壁を詳しく確認していない住宅です。

    ご自身で家の周囲を見て異常がなくても、

    • ・2階屋根
    • ・棟瓦
    • ・屋根材の細かな割れ
    • ・高い位置の外壁
    • ・軒天
    • ・雨樋
    • ・ベランダ防水

    などは、地上からでは十分に確認できないことがあります。

    特に屋根については、確認するためにご自身で上るのは危険です。

    地震によって瓦や屋根材が動いている場合、足を掛けたことでズレたり割れたりする可能性もあります。

    屋根の確認は無理に自分で行わず、安全な方法で専門業者へ点検を依頼しましょう。


    7つの特徴をチェックしてみましょう

    ここまでの内容をまとめます。

    □ ① 築10年以上経っている
    □ ② 地震前から外壁にひび割れがあった
    □ ③ 瓦屋根・棟瓦がある
    □ ④ 過去に雨漏りしたことがある
    □ ⑤ 地震後、窓やドアに変化がある
    □ ⑥ 外壁塗装・屋根修理から年数が経っている
    □ ⑦ 地震後、一度も専門的な点検を受けていない

    ひとつ当てはまったからといって、必ず地震被害があるという意味ではありません。

    しかし、複数当てはまる場合や、地震前と比べて住宅に変化を感じている場合は、一度状態を確認しておくと安心です。


    さらに、こんな症状があれば早めの確認を

    7つの特徴に加えて、現在次のような症状がある場合は注意してください。

    • ・庭に瓦や漆喰の破片が落ちている
    • ・棟瓦が曲がって見える
    • ・外壁に新しいひび割れがある
    • ・モルタル外壁が浮いたり剥がれたりしている
    • ・サイディングの目地がズレている
    • ・シーリングが切れている
    • ・窓まわりから斜めにひび割れがある
    • ・軒天に新しいシミがある
    • ・天井や壁に雨染みがある
    • ・基礎に地震前にはなかったひび割れがある

    特に、大きな亀裂・外壁の剥落・建物の傾き・窓やドアの著しい開閉不良などがある場合は、外壁や屋根だけの問題と判断せず、建物全体について専門家へ相談することが重要です。


    地震直後に問題がなくても「時間差」で症状が出ることがあります

    地震後の住宅で覚えておきたいのが、すべての不具合がその日に現れるわけではないということです。

    例えば、

    地震によって瓦・外壁などに小さな損傷

    地震直後は雨漏りなし

    余震・雨・強風などを繰り返す

    ズレやひび割れが広がる

    雨水が内部へ侵入

    数週間〜数か月後に天井や壁へ症状

    というケースも考えられます。

    そのため、「地震から時間が経ったからもう大丈夫」と考えるのではなく、時間が経った今だからこそ、地震直後との変化を確認するという考え方も大切です。


    特に台風・大雨の前に確認しておきたい理由

    地震で小さな損傷を受けた住宅にとって、次に注意したいのが台風や大雨です。

    例えば地震で瓦が少しズレていても、通常の雨では雨漏りしない場合があります。

    しかし台風になると、強い風とともに通常とは違う方向から雨が吹き付けます。

    その結果、

    • ・ズレた瓦がさらに動く
    • ・弱くなった棟瓦が崩れる
    • ・外壁のひび割れから雨水が入る
    • ・切れたシーリングから雨水が入る
    • ・窓まわりから雨漏りする

    といった二次被害につながる可能性があります。

    台風が接近してからでは安全に屋根を点検・修理できない場合があるため、天候が安定しているうちに確認しておくことが重要です。


    点検ではどこを確認するの?

    地震後の住宅点検では、屋根だけではなく建物全体を確認することが大切です。

    例えば、

    • ・屋根材の割れ・ズレ
    • ・棟瓦のズレ・蛇行
    • ・漆喰・南蛮の状態
    • ・外壁のひび割れ
    • ・サイディングのズレ
    • ・シーリングの破断
    • ・窓・サッシまわり
    • ・軒天のシミ・破損
    • ・雨樋のズレ
    • ・ベランダ・バルコニー防水
    • ・室内の天井・壁のシミ

    などを確認します。

    異常が見つかった場合も、すぐに大規模な修理が必要とは限りません。

    「どこが」「どの程度」「なぜ傷んでいるのか」を確認してから、必要な補修範囲を決めることが大切です。


    点検=すぐ工事ではありません

    「点検をお願いしたら、そのまま工事を勧められそう」と心配される方もいると思います。

    しかし、点検の目的はまず現在の住宅の状態を把握することです。

    例えば、

    • 問題なし → 経過観察
    • 軽微なズレ・割れ → 部分補修
    • 棟部分に被害 → 棟補修・積み直し
    • 外壁のひび割れ → ひび割れ補修
    • 広範囲の被害 → 必要な改修方法を検討

    というように、状態によって対応は変わります。

    地震があったからといって、必ず屋根全体の葺き替えや外壁全面塗装が必要になるわけではありません。

    写真などを見ながら現在の状態を確認し、必要な工事と必要でない工事を分けて考えることが重要です。


    点検・修理の前に写真を残しておきましょう

    地震後に新しいひび割れや屋根の破損などを発見した場合は、修理する前に写真を撮影しておきましょう。

    おすすめは、

    ① 建物全体
    ② 被害がある面全体
    ③ 被害箇所のアップ
    ④ 周辺を含めた写真
    ⑤ 地面へ落下した瓦・外壁材など

    です。

    地震前の写真があれば、現在の状態との比較にも役立ちます。

    ただし、写真を撮るために屋根へ上ったり、剥落しそうな外壁へ近づいたりする必要はありません。

    必ず安全な場所から撮影してください。


    こんな場合は屋根・外壁業者だけで判断しないことも大切

    地震後の点検で、

    • ・建物が傾いているように感じる
    • ・床が以前より傾いている
    • ・複数の窓やドアが急に開閉しにくくなった
    • ・基礎に大きな亀裂がある
    • ・柱・梁などに大きな損傷がある
    • ・内壁・外壁の両方に大きな亀裂がある

    といった症状が確認できる場合は、屋根や外壁だけの補修で判断できないことがあります。

    このような場合は、必要に応じて建築士など建物の構造を確認できる専門家へ相談することも検討してください。


    よくある質問(FAQ)

    Q. 瓦も落ちていないし雨漏りもありません。それでも点検した方がいいですか?

    必ず点検が必要というわけではありませんが、築年数が経過している、瓦屋根である、以前からひび割れがある、地震後に一度も確認していないなどの場合は、一度状態を確認しておくと安心です。

    Q. 地震から1か月以上経っています。今から点検しても意味がありますか?

    あります。地震直後には分からなかった小さなズレやひび割れが、その後の余震や雨などによって変化している場合があります。現在の状態を記録するという意味でも確認しておく価値があります。

    Q. 点検したら必ず修理しないといけませんか?

    いいえ。問題がなければ経過観察で済む場合もあります。軽微な被害であれば部分補修で対応できるケースもあります。重要なのは、まず現在の状態を把握することです。

    Q. 自分で屋根を確認してもいいですか?

    屋根へ上って確認するのはおすすめしません。地震によって瓦や屋根材が動いている可能性があり、転落事故につながる危険があります。地上から確認できない部分は専門業者へ依頼してください。

    Q. 外壁の細いひび割れも地震被害ですか?

    地震によるものとは限りません。乾燥収縮や経年劣化などによって発生するひび割れもあります。地震前の写真があれば比較し、ひび割れの幅・長さ・場所などを確認して判断することが大切です。

    Q. 地震後に窓が開けにくくなりました。外壁業者に相談していいですか?

    外壁やサッシまわりの状態確認はできますが、建物全体の傾きや構造的な問題が疑われる場合は、建築士などの専門家による確認が必要になることがあります。


    まとめ|「壊れていない」ではなく「地震前と変わっていないか」を確認しましょう

    地震後の住宅確認で大切なのは、瓦が落ちているか、外壁が大きく壊れているかだけではありません。

    ポイントは、「地震前と比べて住宅に変化がないか」です。

    特に、

    ① 築10年以上経っている
    ② 地震前から外壁にひび割れがあった
    ③ 瓦屋根・棟瓦がある
    ④ 過去に雨漏りしたことがある
    ⑤ 窓やドアに変化がある
    ⑥ 外壁塗装・屋根修理から年数が経っている
    ⑦ 地震後、一度も専門的な点検を受けていない

    という住宅は、一度状態を確認しておくと安心です。

    地震直後は大丈夫でも、その後の雨・余震・台風などによって症状が表面化する場合があります。

    「今、雨漏りしているか」だけではなく、「次の大雨や台風を迎えても問題がない状態か」という視点で確認しておくことが大切です。


    熊本で地震後の屋根・外壁が気になる方へ

    スターペイント熊本南ショールームでは、熊本市南区・熊本市中央区・熊本市東区・熊本市西区・熊本市北区、宇土市・宇城市・合志市・菊陽町を中心に、地震後の屋根・外壁点検を行っております。

    屋根材・瓦・棟瓦・外壁のひび割れ・シーリング・軒天・雨樋などを確認し、写真付き診断報告書で現在の状態を分かりやすくご説明します。

    点検の結果、問題がなければ現在の状態をご説明し、補修が必要な場合は被害範囲に合わせた方法をご提案します。

    「見た目では特に壊れていないけど心配」
    「地震後、一度も屋根を見てもらっていない」
    「以前からあったひび割れが広がっている気がする」
    「次の大雨や台風が来る前に確認したい」

    という方は、お気軽にスターペイント熊本南ショールームまでご相談ください。

    大きな被害が出てからではなく、現在の状態を一度確認しておくことが、地震後の住宅を長く守るための第一歩です。

    こちらからお気軽にお問い合わせください

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